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2011年02月17日 前へ 前へ次へ 次へ

群栄化学、競争力強化へ川下展開を強化で

群栄化学工業は、化学品事業の川下展開を強化する。付加価値を高めた加工度の高い製品群を創出することで、国内外で高い競争力を持って展開できる事業体制を構築していく。昨年には、中国のレジン・コーテッド・サンド(RCS)メーカーに出資し、新興市場に踏み出すための橋頭堡を築いた。今後、この拠点の有効な活用策を検討していくとともに、国内でも試作型用金型をはじめとした川下事業を育成する。同社はフェノール樹脂の国内大手の一角。電子材料関連では封止材用や積層板用などが伸びているほか、鋳物用なども長年にわたる実績を有する。アジア市場をみれば、電材のみならず鋳物用も市場は成長している。同社は日本以外では、20年前からタイでもフェノール樹脂を生産・販売しており、現在、同拠点の能力増強についても検討中。ただ、それ以外の拠点に従来型のフェノール樹脂で進出しても、「価格競争に巻き込まれるだけ」(有田喜一社長)。そうしたなかで事業を拡大していくためには、川下分野の強化が不可欠だ。


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