富士フイルム、レジスト不要の透明導電材料開発
富士フイルムは、レジスト材料が不要でパターニングプロセス数の削減が可能な透明導電材料を開発した。同社のナノ導電技術を活用することにより、インジウム・スズ酸化物(ITO)フィルムに比べて高い透明性と屈曲性を実現している。タッチパネルや太陽電池用電極としての採用を見込み、4月以降サンプル出荷を開始する予定。2011年度に発売予定の透明導電性フィルム「エクスクリア」に、需要家サイドでパターニングできる同材料を加えることで、機能性フィルム事業を拡大する。透明導電性フィルムは、ディスプレイやタッチパネルなどの透明電極として使用される機能性材料。現在、同用途で利用されているITOフィルムは屈曲させると割れやすいことに加えて、使用するインジウムが希少金属であることなどが課題となっている。