日本ゼオン、敦賀に液晶向け光学フィルムの新工場
日本ゼオンは液晶パネル向け光学フィルムを増産するため、福井・敦賀市の工業団地に約3万平方メートルの敷地を取得する。数年後の稼働を目指し、量産工場を建設する予定。同社は光学フィルムを高岡事業所で量産中だが、将来的にみて増産余地が不足しており、リスク分散としても新製造拠点が必要になっていた。敦賀は高岡事業所からも比較的近いことから技術、生産、物流面での連係を深め、将来の需要増に応えやすい。敦賀市には原子力発電装置の改良にもつながるエネルギー研究開発施設が充実しており、ここの分析機器などを光学フィルムの開発にも利用できる利点がある。さらに地盤も強固とあって、振動の影響を受けやすい光学フィルムの大型工場には最適の立地でもある。