三井化学、直酸法MMAのライセンス供与拡大
三井化学は直酸法MMA(メチルメタクリレート)プロセスのライセンス展開を拡大する。同社は2009年末に稼働開始したエボニックの上海工場はじめ3件のライセンス供与実績がある。中期的にも需給タイトが予想されるMMAは、アジアを中心に新増設意欲が強く、同社技術に対する要請が強くなると判断した。三井化学は大阪工場に4万トンのMMAプラントを運営しているが、今後規模を拡大する事業とは位置付けてはいない。しかし、クラレと共同開発した直酸法プロセスは競争力があると判断しており、これまでに韓国・湖南石化の5万トンプラント、エボニック(上海)の10万トンプラントなど計3件のライセンス供与実績があるほか、数件の引き合いもある。