東ソー、浄水場殺菌剤向けなど次亜ソーの高付加価値化推進
東ソーは、次亜塩素酸ソーダ(次亜ソー)の高付加価値化を進める。浄水場殺菌用途向けなどハイグレードの需要増を見据えて、生産子会社の東北東ソー化学(山形県酒田市)に専用ラインを建設、年産7200トン体制を整えた。現行の一般品や低食塩グレードに、ハイグレードを加えてラインアップを強化。上下水道分野の入札シーズンに向けて、東北地域を主体に本格的な営業活動を推進するとともに、食品加工工場向けなど民需分野で顧客開拓に取り組んでいく。東北東ソー化学は、電解設備をベースとしたソーダ製品などの製造を手掛ける。次亜ソーもその一環で、一般グレードと低食塩グレードを生産し、合計同6万6000トンの供給体制を構築、東北を主体に販売を行っている。新ラインは低食塩ラインを拡張するかたちで昨年4月に着工し、10月にハイグレード専用設備が完工した。試運転を経て年末までに同7200トンの供給体制を立ち上げた。