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2011年02月02日 前へ 前へ次へ 次へ

中国合繊原料価格、おう盛な繊維需要背景に強含み

【上海支局】中国の合成繊維原料市場が騰勢を継いでいる。2月契約価格のメーカー打ち出しが3000ドル台となったカプロラクタム(CPL)をはじめ、高純度テレフタル酸(PTA)、アクリロニトリル(AN)も中国スポット価格が年初来、右肩上がりで推移してきた。綿花の高騰から代替需要が盛り上がったほか、中国国内での繊維生産の拡大も背景にある。タイト基調が見込まれるPTAをはじめ、合繊原料市況は春節明け後も強含みで推移しそうだ。おう盛な需要を背景に、合繊原料の中国向けスポット価格はCPLで1トン当たり3000ドルを大きく上回っているほか、ANも同2400ドルを突破、PTAでは同1400ドルをうかがう状況。高水準の市況が形成されているものの、PTAでは重合メーカーも利益を確保できているといわれるほか、川下の繊維産業も春節前まで高稼働を維持してきた。


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