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2011年01月27日 前へ 前へ次へ 次へ

カネカ、独自編物技術で人工毛皮の新素材開発

カネカは、フェイクファー(人工毛皮)市場に攻勢をかける。アクリル系合成繊維「カネカロン」と独自開発したパイル編物加工技術(ラストラス加工)を組み合わせて、パイル糸の脱落(毛抜け)が極めて少ない新素材「カネカロンラストラスファー」(商品名)を開発した。2月からアパレル、インテリア、ぬいぐるみ用途などに本格販売を開始する。カネカは原糸、原綿をライセンス先の中国メーカー2社に供給、2社が縫製、販売を手がける。原糸、原綿とライセンス料により、5年後約30億円の売上高を目指す。同社によると、フェイクファー市場は2010年に7万8000トン(原綿換算量)。中国を中心に伸長し、15年には9万5000トンに拡大するとみる。ただ、同社アンケートでは、フェイクファーは毛抜けのため6割が不満足と回答。また毛抜けの解消は需要拡大に寄与するとの回答も得られた。


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