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2011年01月27日 前へ 前へ次へ 次へ

新日鉄化学、中国でコールケミカル事業展開を検討

新日鉄化学は、コールケミカル事業の中国展開を検討する。中国を中心としたアジア域内の電炉市場やタイヤ市場などの急拡大にともなう各種炭素材製品の需要増に対応するもので、現地企業との連携を念頭に現地生産拠点の設置を目指す。中長期的に国内での事業成長が厳しくなるなか、早ければ年内にも事業枠組みの成案をまとめたい考えだ。製鉄の工程で生じるコールタールを原料に同社は黒鉛電極の材料であるニードルコークス、タイヤなどに使われるカーボンブラック(CB)といったコールケミカル事業を展開している。現在、新日鉄と住友金属工業のタールを用いて、子会社であるシーケム(東京都)の九州(福岡県)、広畑(兵庫県)、鹿島(茨城県)の3工場でタール蒸留を行い、総能力は年90万トンに達する。ただ、原料であるタールの調達は国内だけでは難しい。事業のさらなる拡大をはかるには、海外への展開が欠かせなくなってきた。


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