高砂香料、北米にフレグランスの新拠点
高砂香料工業は、北米での香粧品用香料(フレグランス)事業の生産体制の強化を決めた。ニューヨーク州ハリマンに工場施設を購入し最新機器を設置するなど、香料生産に必要な設備をそろえる。2012年初旬には稼働させる計画で、年間生産能力は約1万5000トン。新しい生産拠点は、米国法人のタカサゴインターナショナル コーポレーション(USA)が運営管理にあたる。物流との一体化による供給基地機能も視野に、世界最大の香料市場である北米地域で顧客に対する信頼性を一層高め、ビジネス拡大に向けた取り組みを加速させる。新しい生産拠点設置を決めたのは、マンハッタンから北に車で約1時間という地の利を有するハリマン。以前、地ビール会社のマンハッタン ビアディストリビューターーズが利用していた施設・倉庫約1万2000平方メートルを含めた敷地面積約8万1000平方メートルを取得した。土地と建物への投資額は900万ドル(約7.5億円)。