丸紅 本荘ケミカル、高純度炭酸リチウムを合弁生産へ
丸紅は20日、本荘ケミカルとの間で、リチウムイオン2次電池(LiB)電解質の六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)の原料となる高純度炭酸リチウムに関し、製造合弁会社を設立することで合意したと発表した。大阪府寝屋川市にある本荘ケミカル本社工場内で、今年9月までに年600トン規模で生産を立ち上げる計画。電気自動車(EV)市場の本格的な立ち上がりにともなうLiB用電解質の需要増に対応するもので、EV市場の伸びによっては、さらに年600トンの増産を行うことも検討している。 LiBの重要部材の一つである電解質は原料段階から安定した純度・不純物の管理が必要になるため、高純度炭酸リチウムに関しても安定供給できるメーカーは限られているのが現状。丸紅はリチウム製品分野に蓄積がある本荘ケミカルと組むことで、EV需要の伸びに対して高品位の原料を安定供給していく計画だ。