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2011年01月21日 前へ 前へ次へ 次へ

昭和電工、LiB用カーボン下地アルミ箔を本格量産

昭和電工と昭和電工パッケージングは20日、リチウムイオン2次電池(LiB)の性能向上につながるカーボン下地アルミニウム箔「SDX」の量産を本格化すると発表した。正極材と集電板の間の接触抵抗を、既存のアルミプレーン箔に比べ最大で半分に減らし、急速充放電特性の大幅改善を実現する。昭和電工パッケージング伊勢原工場で生産し、2015年に50億円の売上高を目指す。 LiBでは電極に隣接する集電板という部材があり、正極ではアルミ、負極では銅が使われる。世界的に普及が進むリン酸鉄リチウム(LFP)系LiBでは正極材の電気抵抗が高く、集電板との間で接触抵抗も大きくなってしまうことから、アルミの改良が必要とされてきた。 そこで両社は、アルミ箔にカーボンを塗布することを発案。カーボンにより導電性を高めることで、抵抗を下げることに成功した。LFP以外でも接触抵抗の抑制を確認ずみで、レート特性も30%以上の改善がみられている。


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