エチレン、10年生産が3年ぶり700万トン台
石油化学工業協会がまとめた2010年の主要石油化学製品生産実績によると、エチレン生産量は前年比1・5%増の701万8300トンとなった。定修の集中年であったにもかかわらず、07年以来、3年振りに700万トン台に回復した。エチレン以外の製品も、17品目中13品目が前年の実績を上回った。 エチレン生産量は、07年には773万9200トンで過去最高を記録したものの、リーマンショックが発生した08年には11%もの落ち込みをみせ13年振りに700万トンを下回った。続く09年も前年比0・4%増とかろうじて増加はしたものの、700万トンには達しなかった。 10年は、内需が穏やかながら回復。さらにアジア市場が活況となったことで、年を通じてエチレン生産がおう盛だった。昨年12月まで20カ月連続でエチレン稼働率平均が90%台を維持している。