シンガポール、バイオメディカル産業が成長
【シンガポール支局】シンガポールのバイオメディカルサイエンス産業が成長を続けている。昨年1-11月にかけて同産業の生産高は前年比で53.3%増、11月単月では166.7%増と大幅な伸びを示した。シンガポール政府は昨年10月に、向こう5年間でバイオメディカル分野の研究開発に37億シンガポール(S)ドルの投資を決定、同産業の育成を加速している。こうした流れを背景に、関連企業も研究開発機能や生産体制の強化を進めるなど、アジアにおけるバイオメディカル産業の集積地としてのプレゼンスを拡大していく。シンガポールは石油化学、エレクトロニクスに次ぐ新たな基幹産業として、バイオメディカルサイエンスの強化に向けた取り組みを積極化しており、2009年の生産高実績は207億Sドル、GDPの約4%を占めるまで成長している。