日医工、生産子会社で注射製剤を内製化
国内後発医薬品最大手の日医工は注射製剤を内製化する。少量多品種に展開する後発薬メーカーではコストの高い注射剤は、製造を外部委託することが多い。ただ後発薬の普及策が進み、需要増加が見込めるなか、同社ではスケールメリットを生かせるとみて自前製造に切り替えることにした。生産子会社である日医工ファーマ愛知工場(愛知県春日井市)に注射向けの凍結乾燥製剤の製造棟を新設する。2012年秋にも完成させる。投資額は数十億円を投じるもようだ。生産能力については現段階では未定としている。新棟では国内外十数社に製造委託している注射製剤を生産する。国による後発薬普及策を受けて各製品の需要が増えており、委託企業に設備増強に必要な資金を貸し付けるよりも自社製造に切り替える方がコスト効率化につながると判断した。