SABIC、カヤンプロジェクトが本格稼働
サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)が進めているカヤンプロジェクトが商業化段階を迎えた。同社はこのほど、サウディ・カヤン・ペトロケミカル・カンパニー(サウジ・カヤン)がフェノールチェーンの主力製品であるアセトンの出荷を開始したことを明らかにした。同社では今年第1四半期中にポリカーボネート(PC)樹脂の大型プラントの稼働を開始するのをはじめ、年央にかけて順次プラントを立ち上げる。総生産能力年産530万トンのプロジェクトが稼働段階に入った。SABICは石油化学のダウンストリーム事業の拡大を主軸戦略に据えており、フェノール、ビスフェノールA、PC樹脂のサプライチェーンは同プロジェクトの主力事業。SABICはサウジ・カヤンの35%の株式を有している。