第一三共、肺がん対象にc-Met阻害剤のP3開始
第一三共は13日、ファーストインクラスを目指しているc-Met阻害剤「ARQ197」の第3相臨床試験を開始したと発表した。扁平上皮がんを除く非小細胞肺がんが対象で、欧米を中心にカナダ、ロシア、豪州、南米の約150施設で計988人を対象に実施する計画。終了は2013年を予定している。同剤は米アーキュールが創製した経口投与可能な低分子化合物で、肝細胞増殖因子(HGF)の受容体であるc?Metのチロシンキナーゼを選択的に阻害する。第一三共は08年に日中韓台を除く全世界での権利を取得した。第3相ではARQ197とエルロチニブ(製品名「タルセバ」)の併用群、エルロチニブとプラセボの併用群で無作為化二重盲検比較試験を行う。がん化学療法剤による前治療に不応となった局所進行性・転移性の非小細胞肺がん患者が対象で、主要評価項目は全生存期間(OS)、副次的評価項目は無増悪生存期間(PFS)など。