昭和電工、高耐熱性透明フィルムの高付加価値化追求
昭和電工は、高耐性熱透明フィルムの高付加価値化を追求する。350度Cをターゲットとした耐熱特性向上と無機材料との複合化による高機能化を軸に研究開発を推進する。2011年からの5カ年の中期経営計画「ペガサス」で経営資源を手厚く投じて、激化するガラス代替材料市場での勝ち残りを目指す。15年までに事業化の道筋をつけ、次期中計の主力事業に位置づけたい考えだ。 昭和電工は、石油化学事業の競争力強化策の1つとして、アリルアルコールチェーンの充実を掲げている。その一環に、アリルエステル由来の熱硬化性樹脂などをベースとした高耐熱性透明フィルムを開発。11年5月から大分コンビナート(大分県)で量産を行う。現時点での性能は、250度Cの耐熱性、92%以上の光線透過率としている。