三井造船、マレーシアでバイオエタノール実証事業
三井造船は、マレーシアでバイオエタノールの実証プラントを完成し、運転を開始する。パームオイルの生産過程で発生する、アブラヤシの空果房(EFB)を原料とするもの。同プロセスを使った実証プラントとしては世界初。1月中旬の完成を見込んでおり、2月から運転開始する。商用化は13年度としている。マレーシアの複合企業で、同国のパームオイル産業の民間最大手サイムダービー(SD)の研究開発部門であるサイムダービー・リサーチ(SDR)と共同で実証を行う。同社と三井造船は、実証プラントの建設・運転・技術実証の共同実施を10年7月に合意していた。原料となるEFBは非可食で、マレーシアでは年間約2000万トンが排出されている。主に焼却や投棄によって処理される。インドネシアでも同量のEFBが排出されており、両国にはバイオエタノール製造工場の潜在的需要があると見込まれる。