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2010年12月21日 前へ 前へ次へ 次へ

日本化薬、免疫抑制剤をオランダ社に導出

日本化薬は20日、同社が製造販売している免疫抑制剤「スパニジン」(一般名・グスペリムス塩酸塩)の日本以外の開発製造販売権を、蘭ノルディック・グループにライセンスする契約を締結したと発表した。日本化薬はスパニジンを難治性ウェゲナー肉芽腫の適応症で、欧州で第2相臨床試験を実施した。ノルディックは同適応をはじめとする自己免疫疾患の治療薬として、日本を除く世界中で臨床開発を行う予定だ。スパニジンは日本化薬が微生物化学研究所、宝酒造と共同開発し、国内で腎移植後の拒絶反応の治療剤として1994年に承認を取得。欧州では98年からウェゲナー肉芽腫の適応症で臨床開発に着手し、希少疾病用医薬品の指定も受けた。第2相試験を実施して06年に欧州医薬品庁に申請したが、審査当局からの治験症例数などに関する指摘を受け、08年に申請を一旦取り下げた経緯がある。


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