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2010年12月10日 前へ 前へ次へ 次へ

大塚製薬、低ナトリウム血症薬を中国で申請

 大塚製薬は中国事業を強化する。欧米で昨年から販売を始めている低ナトリウム血症治療薬について、中国で販売許可を求める承認申請を提出した。日本でも発売間近の新薬で、世界の主要市場で発売にめどをつけたことになる。中国では経済成長や医療保険制度の整備進展を背景に医薬品需要が増大しており、大塚では品揃えを拡充していき事業拡大を図っていく。中国法人の大塚製薬研発(北京)有限公司を通じて中国で申請したのは、低ナトリウム血症治療薬「サムスカ」(一般名・トルバプタン)。抗利尿ホルモンのバソプレシンが受容体と結合するのを阻害する経口薬で、大塚が開発した。体内の電解質異常によって起きる低ナトリウム血症は、心不全や浮腫などをともなっている入院患者に多くみられる疾患で、サムスカは電解質を保持しながら水を体外に排出する働きを持っている。


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