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2010年12月06日 前へ 前へ次へ 次へ

環境省、水質環境基準にDOなど項目追加提案

 今後の水環境保全の在り方について検討してきた環境省は3日開催の検討で最終案を提示した。生物多様性の観点から水質の環境基準項目に、水域底層の溶存酸素要求量(DO)や透明度などを追加すること、良好な水環境を実感できるよう多様な要素を取り入れた水環境の総合的な指標を確立することなどを提案している。水質環境基準の生活環境項目についてはBOD、CODを指標とした目標値を定めているが、これに加えて「水の美しさ」「利用のしやすさ」「生物にとっての住みやすさ」などの望ましい水環境像を反映した新たな環境基準の指標設定を求めた。具体的には、海域では底層DOや透明度、河川や湖沼では底層DOや透明度・透視度に加え、大腸菌や病原性微生物などの有効な衛生指標、複数の利水障害に関する指標、水素イオン濃度など評価方法が定まっていない既存項目の評価方法などの検討を進める必要があるとした。


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