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2010年12月06日 前へ 前へ次へ 次へ

沢井製薬、キョーリンへの統合提案であらゆる形態協議へ

 沢井製薬の澤井光郎社長は2日夕の事業説明会で、キョーリン製薬ホールディングスに対する経営統合提案を同日公開した理由について「議論を透明化する」ことを挙げた。キョーリンからは前向きな回答を得られていないが、株主をはじめステークホルダーにも提案内容を示すことで協議を前進させたい考え。提案した新薬-後発医薬品の「ハイブリッド・ビジネスモデル」について「最高・最善のモデルと確信しており、良い返事がもらえると期待している」と語った。沢井製薬は同日、経営統合提案を取締役会で決議した。来年2月末までにキョーリンとの間で合意が得られない場合は失効するという期限を設けた。これまでにも水面下で打診はしてきた。経営統合は「対等の精神」を前提とし、手法については持株会社方式を念頭に置くが、キョーリンを存続会社とする提携方式を含め「あらゆる提携形態を両社で協議したい」と述べた。沢井はキューリン株式の4.8%を取得済みだが、沢井側が買収されるのも「選択肢の一つ」とした。


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