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生命科学インスティテュート 木曽誠一新社長に聞く
融合を強め筋肉質に
飛躍に向けM&Aにも意欲
三菱ケミカルホールディングスグループで医薬・創薬以外のヘルスケア関連事業を担う生命科学インスティテュートは、木曽誠一新社長が今月から新たに指揮を執っている。同グループの成長のコアとして期待されているなか、どのような拡大戦略を描いていくのか聞いた。
◇ ◇ ◇
▼突然のご指名だったようですね。
「まさに青天の霹靂だった。しかし、ヘルスケアはホールディングスのヘルスケアソリューション室長を務めた経緯もあり、非常に思い入れのある分野だ。天命と思って引き受けることにした。三菱ケミカルグループとして、医薬以外のヘルスケア領域にも力を入れていかなければならないのは明らかだ。当社傘下の4会社の事業は一見、脈絡がないようにみえるものの、実は結び付くものがたくさんある。領域別に塊を作っていき、トータルで医薬を除くヘルスケア事業として動かしていくことが可能なはずだ」
▼具体的な領域管理は。
「LSIメディエンスの臨床検査、診断薬、健康ライフコンパスの健康セルフチェックは『健康・医療ICT事業』、クオリカプスでのカプセル製造、エーピーアイコーポレーションでの医薬原薬・中間体の製造、LSIメディエンスでの治験は『創薬・製薬支援事業』として括れる。臨床検査はまだ伸びる市場だが、伸び率はそう大きくない。付加価値を高めた分野での取り組みを進め日本市場を固めていく。診断薬と機器は、海外で戦っているだけの技術、品質があると考えている。健康セルフチェックは、ここで獲得した情報・データ、それを蓄積する仕組みを広範なアライアンスを活用してネットワーク化し、社会インフラ型の情報ネット医療産業の構築につなげていきたい」
「一方、創薬・製薬支援はいずれも製薬企業が顧客で、シナジーが期待できる。とくにクオリカプスの持つ世界の顧客へのアクセス機能を生かすなどして、新しいマーケティング・提案ネットを構築していく。中間体・原薬は現状では受託が多いが、主体的に提案していくかたちのビジネスも強化する」
▼次世代医療の事業化も掲げています。
「再生医療、遠隔医療、在宅医療などを開拓していく。再生医療ではアカデミア、ベンチャー、田辺三菱製薬とのアライアンスが考えられる。メディエンスでも細胞の取リ扱いを図っているほか、大陽日酸も関連した取り組みをしており、うまく融合していきたい」
▼成長に向けたスケジュールは。
「三菱ケミカルグループの次の中計(2016年度〜20年度)中にはある程度の姿を現したい。既存事業がきちんとしていないと元から枯れてしまうため、ここの構造界改革をしっかりとやって筋肉質な体質を作り上げる。この有機的成長に加え、M&Aも実行して足りないピースを補完する。飛躍の大きな部分はM&Aで図ることになるだろう」
▼ご自身の役割について。
「製薬業界で30年仕事をしてきたが、健康であり続けることの大切さを見過ごしてしまう側面もあった。われわれの仕事は、この実現のためのソリューション提供であり、非常に重要なことをやっている。しかも(グループ指標や経営哲学の)『MOS指標』、『KAITEKI』の実現にもつながる。こうした意識、精神を伝え価値の共有を図ることこそ私のミッションだ。結果として、グループの成長のコアになれるように努めていきたい」
(聞き手=渡辺義真)