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柿の美味しい季節に発表された研究成果
秋が深まり、食べ物が美味しい季節となった。秋の代表的な果物といえば柿が思い浮かぶ。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」のことわざ通り、健康に欠かせないビタミン類、高血圧に効果があるミネラルのカリウムなどを豊富に含む。また、二日酔いに効くとされるタンニンも豊富。実は最近、連日のアフター・ファイブの行動に鑑み、せっせと柿を食べている▼京都大農学研究科の田尾龍太郎准教授と赤木剛士助教のグループが、柿の一種である豆柿から、植物では初めて雌雄の株を決定する遺伝子を特定し、先月末に米科学誌「サイエンス」で発表した▼恥ずかしながら、柿に雄株と雌株があることを知らなかった。同グループは、雄株を決定する遺伝子を「OGI(雄木)」、雌株のそれを「MEGI(雌木)」と名付けた。この成果は植物の性決定の進化の解明や、将来の作物栽培への応用につながると期待されている▼ところで、アルコールに強い弱いは、アセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の型で決まる。両親から一つずつ受け継ぐALDHの遺伝子は、酒に強いNか弱いDのどちらか。このため人間のALDAにはNN型、ND型、DD型の3種類がある▼筆者は最も酒に弱いDD型か、よくてもND型と自認している。柿よ今夜もありがとう。