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ノーベル物理学賞に日本人3氏
2014年のノーベル物理学賞に、赤崎勇・名城大学教授・名古屋大学名誉教授、天野浩・名古屋大学教授、中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授が決まった。高輝度かつ低消費電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明と実用化への貢献が評価されたもので、これで日本人のノーベル賞受賞者は計22人となった。同物理学賞受賞は08年の南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏以来10人目。
【小林喜光・三菱ケミカルホールディングス社長のコメント】
中村先生は窒化ガリウム(GaN)の活用により青色LEDの実用化を達成され、人類にLEDという画期的な新照明をもたらした。
さらにGaNはLED照明のみならず、電気自動車や高容量無線通信に必要不可欠な電子デバイスの材料として、人類の省エネルギー化や情報化に貢献するところ極めて大であり、この点からも中村先生の業績は高く評価されるべきだろう。
中村先生のご研究は、つねにその先の実用化を見据えたものであり、人類への具体的な貢献という科学の崇高な使命を絶えず意識されているように感じる。また、そのとことん考え抜く姿勢と、自由で豊かなご発想には、いつも深い感銘を与えられている。
当社は今日に至るまで、中村先生とGaNにつき幅広く共同研究を進めてきたが、GaNという物質、GaN結晶の本質を知り尽くされた中村先生とのコラボレーションであるからこそ、GaN基板の液相製造法の実用化という画期的な成果を収めることができたものと考えている。