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アジアの都市力1位となったシンガポール
シンガポールの観光名物マーライオンは、ベルギーの小便小僧などとともに"世界三大がっかり"といわれる。天然資源に乏しく、人口も約540万人の国にとって、観光は重要な収入源である。どう揶揄されようとマーライオンは大事な観光資源だ▼そのための努力も払ってきた。シンガポール川河口付近から見れば、中央郵便局をリフォームして建設された高級ホテルをバックに、口から水を吹く姿はなかなかのものだ▼そのシンガポールは世界最大の監査法人PwCによる「世界都市力比較2014」でアジアで最も都市力に抜きんでた(都市)国家に選ばれた。ロンドン、ニューヨークに次いで世界のトップ3に評価されたことになる。前回の7位から大きく躍進した▼調査は知的資本・イノベーション、ゲートウエイ機能、ビジネスのしやすさなど10の領域で分析して総合点を評価する。ビジネスのしやすさ、交通・インフラはともに1位。高い都市力を背景に海外からの投資も多様化している▼生産拠点として同国とのつながりが始まった日本の化学企業も、この都市力を活用してアジア、そして世界のゲートウエイとして機能強化に乗り出している。週明けの日付ではそうしたシンガポールと日本の化学企業の現在を伝える「シンガポール特集」を発行する。お楽しみに。