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働きすぎない ダウンシフター
ノルマに追いまくられ鬱になったり、ブラック企業に酷使されたり、超競争社会のなかで人間が疎外されるニュースをよく耳にする当世である。働かないでいることは逆につらいことだが、なぜ人は働き過ぎなければならない事態に追い込まれるのか▼15年ほど前に出版された『浪費するアメリカ人』には、そのひとつの答えが示されている。90年代のアメリカでは、顕示的消費や通常の収入で許容できる範囲を越えた奢侈のために多くの時間を労働に費やすようになったという。そのうえで、過剰労働と過剰消費を繰り返す"労働と消費の悪循環"を断ち切る新たな潮流として減速生活を紹介している▼この減速生活者"ダウンシフター"は、生活レベルが下がることをいとわない。労働時間を減らし、減った収入の範囲の消費活動を行う。得られるものは余暇である。家族との時間、趣味に費やす時間、食べるものを育て収穫する時間▼ダウンシフターは、ほとんどは会社を退職することになる。本当に食っていけるのか。独身ならなんとかなりそうだが、住宅ローンなどを抱える家族持ちにはなかなか難しそうだ▼だが実践者によると、消費が想像以上に減るから、十分生計は成り立ち、貯金もできるという。かつてのベストセラー『清貧の思想』と目指すところは同じであろう。