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2014年04月16日 前へ 前へ次へ 次へ

複眼的データ分析と"ことづくり"

 毎年恒例の「新小学1年生の将来就きたい職業」調査の結果をクラレが発表した。それによると、男子の1位は"スポーツ選手"、女子は"パン・ケーキ・お菓子屋"で、どちらも16年連続のトップだ▼今回の特徴は、男子で"警察官"が10%を超えたこと、女子で"医師"が"看護師"を上回ったこと。この調査、これまでの結果も示してくれるので、時代の推移が分かって重宝する▼ところで、世の中には様々な調査や表彰がある。その結果を並べて複眼的にながめると、世相の変化、その底に流れるものがおぼろげながら見えてくる。流行語大賞、ヒット商品番付、入社年度別新入社員タイプなどを年度別に見るとどうなるか▼10年前は、<チョー気持ちいい><韓流><ネットオークション型>。5年前になると、<政権交代><エコカー><エコバッグ型>となり、記憶に新しい昨年は<今でしょ!><セブンカフェ><ロボット掃除機型>である▼どんな流れを感じとられただろう。憧れが強くドラマチックな感じから、いったん内省を経て、小粒ながら堅実な生活がクローズアップされてきたのではないか▼"ことづくり"が産業の未来を示唆する言葉として注目されている。データの複眼的な見方を通してのストーリーづくり、これがベースになってくるだろう。


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