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世銀が示した貧困撲滅の方策
貧困がいぜんとして、人類が抱える重要な課題の一つであることは疑いがない。経済成長こそが、その問題解決の糸口となりうると考えられてきた▼世界銀行が発表したレポートによると、貧困の撲滅には経済成長だけでは不十分で、「より多くの資源が行きわたる政策とともに、極貧生活からわずかに抜け出した状況に長くとどまらない配慮」が重要だという▼世銀では、すべての国が過去20年間と同じペースの経済成長を果たしても、所得分布が変わらない限り、2010年に17・7%だった世界の貧困率は、30年に10ポイントしか減少しないという。さらに、「厖大な数の人々が1日1・25ドル未満で生活している。貧困の撲滅という目標を達成するには、30年までに年間5000万人を救い出す必要がある」▼世銀が強調するのは、最貧困層が減少するに従い、経済成長を通じて貧困状況から脱する人の数が減る。しかし、貧困削減が一定段階まで進むと、残された最貧困層の多くが生活水準を向上することが困難になるという▼世界では、いまでも10億人以上が極度の貧困状況にある。世銀は(途上国で)所得の40%以上の人々が繁栄の果実を共有するという目標を掲げる。これは所得や機会の不平等さの多さの裏返しでもある。持続的成長には、「貧困削減力」の向上も欠かせない。