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CPhI 医薬原薬・中間体ビジネス最前線 No2
「厳格化する顧客要求」
"差別化"で競争打ち勝つ
安定した成長が見込まれる一方、企業間の競争が激しさを増す医薬原薬・中間体市場。製薬メーカーのアウトソーシングの増加にともない、医薬原薬・中間体メーカーは積極的な設備投資を図り需要拡大に対応してきた。一方、企業の新規参入などで競争は激化、相次ぐ薬価引き下げにともない顧客である製薬企業からのコストダウン要請も年々強まっている。さらにジェネリック医薬品(後発薬)の普及拡大が、各社の戦略に大きな変化を及ぼしている。
◇ ◇ ◇
技術・コスト・品質
「合成技術の最先端設備導入に加えて、開発スピード、コスト、品質管理・保証など、あらゆる面で要求は厳しくなっている」。大手医薬原薬・中間体メーカーの開発担当者は業界の現状をこう指摘する。医薬品は景気に左右されないという強みがあり、安定した市場とみられていた。しかし、薬事法の改正やジェネリック医薬品の台頭、バイオ医薬品およびバイオシミラー(バイオ後続品)へのアプローチ、インド市場の拡大といった環境変化が起こっている。
とくに近年、新薬開発の難易度が上がり開発コストが増大するのにあわせ、安価なジェネリック医薬品への関心が高まっている。少子高齢化などにともなう医療費削減が緊急の課題となるなか、政府も使用を促進している。
後発薬へ参入窺う
ジェネリック医薬品の普及拡大を背景に、医薬原薬・中間体メーカーも同分野へ相次ぎ参入している。有機合成薬品工業や立山化成などに続き、進出の機会を窺う企業は多い。今後も新規参入が予想される一方、メーカーにとって少量多品種に対応した設備投資や製造コスト削減は大きな課題であり、「高い技術力やコスト対応力、品質安定性に劣る企業は生き残れない」との見方は多い。
一方、製薬企業のグローバル化にともない、海外進出の必要性も高まっている。とくに、価格競争力と高い技術力を兼ね備えたインド市場進出に向けた動きが活発化している。エーピーアイ コーポレーション(APIC)はインドに医薬原薬・中間体の生産拠点を設立、日本の高い品質管理力とインドの安価製造を組み合わせ、品質・コスト両面での競争力強化を狙っている。
インドへ熱い視線
インドはジェネリック医薬品の有力メーカーが多く存在し、世界最大規模の市場を有している。セントラル硝子は現地法人を設けており、ジェネリック医薬品中間体を中心に現地での情報収集および主要ユーザーとのコネクションを強化し、同分野への本格進出を目指している。
今後も医薬原薬・中間体市場は拡大が予測されるが、国内では高い成長率は期待できないとの見方が大勢を占める。とくにコスト競争が激しい受託製造に関しては、さらなる価格競争が予想される。このため得意な分野に特化し、他社との差別化を図る企業が増えている。中長期的な観点から生産能力と品質管理レベルを高めていくことが、市場での評価・地位を勝ち取ることができる。