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一瞬たりとも気を抜けない保安
化学産業の持続的発展で事故防止の取り組みは最優先課題である。日本化学工業協会の安全表彰制度は37回を重ねた。石油化学工業協会の保安推進会議は31回。それでも事故撲滅は難しい▼石化協の保安推進会議が先週開催された。各社の安全対策とともに、重大事故を起こした日本触媒姫路製造所、三井化学岩国大竹工場の事故原因、再発防止対策が発表された。いずれも非定常時の事故で、関心の高い問題である▼日本触媒はアクリル酸の中間タンク爆発事故で、3つの事故原因を示した。とくにタンクの貯蔵液量が増加したにも係わらず天板リサイクルを行わなかったため、アクリル酸を高温で長時間滞留させたことを重視する。運転マニュアルにはあったが、周知徹底ができていなかった▼三井化学はレゾルシン設備のインターロックが作動したものの、解除したことが事故につながった。こちらは解除できる安定状態の温度などのマニュアル記載がなかった▼適切な対応ができなかった個人の責任のみに帰すことはできない。事業所、そして会社のトップの強い決断に基づく安全対策がまず問われる。日本の化学工業は大気、水質など環境対策で成果を出した。環境対策と違うのは、想定外の事態が多く、現場は世代交代することだ。一瞬たりとも気を抜けないのが保安対策である。