2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
深刻化する漢字能力の低下
文化庁が調査した漢字表記の「ゆれ」が面白い。演劇の「劇」は「はげしい」という意味もあるが、「劇」と「激」の熟語構成の機能を比較している。結論は「激」の機能の大きさが熟語の多さにつながっており、「劇」はせいぜい「劇薬」ぐらいにとどまるという▼"漢検事件"はまだ記憶に新しいが、日本漢字能力検定協会のトップ交代など紆余曲折を経て、今春、公益法人化された。事件が起こる前年の2008年、漢字検定の志願者数は289万人と、漢字が社会現象化した。不祥事で志願者は落ちたが、昨年は226万人と、漢字への関心は依然、健在だ▼文化庁の「国語に関する世論調査」によると、漢字を「正確に書く能力が衰えた」と感じる人が全体の66・5%にのぼる。10年前の41・3%から大きく跳ね上がっている▼もちろん、ここにはパソコン、携帯電話、電子メールなどの普及が進んだことが背景にあるのは間違いあるまい。「手紙やハガキを利用しなくなった」は仕方ないとして、「手で字を書くのが面倒」「口頭で言えば済むこともメールを使う」はちょっといただけない▼お隣の中国でも、「国語」の継承は大きな話題になっているようだ。「漢字書き取り」のTV番組の視聴率が高いらしい。ここはひとつ、両国で「漢字書き取りの秘策」で知恵を絞るのはいかがだろう。