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復活する強い米国の製造業
米国のシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンが1995年にリリースしたバラード曲「ヤングスタウン」は、かつて鉄鋼生産の中心地として栄えた街が寂れていく情景をすくい取った代表曲の一つだ。そのヤングスタウンが、米国の製造業復活のシンボルとして輝き始めている▼背景にあるのが、シェールガス革命。ガス開発にともなうパイプ生産が増え、街が賑わいを取り戻した。製造業復活を重要課題として掲げるオバマ大統領は、ヤングスタウンのような"製造業ハブ"の支援に積極的である▼ボストン・コンサルティングが2年前にまとめた米製造業復活のレポートの主題は、「メード・イン・アメリカ、アゲイン」。検証したのは、"世界の工場"である中国と米国のサプライチェーンを含めた詳細なコスト比較だ。中国の地価、賃金上昇、米国の生産性向上などで、中国産の北米向け製品の多くは、今後5年以内に、生産コストの差がほぼなくなるという▼米南部と揚子江デルタの賃金でみると、10年の年揚子江デルタは米南部の41%だったが、14年には61%に上昇する見通しを示した。こうしたなかで、コスト全体に占める人件費の割合が大きくない自動車部品、建設機械、家電などの分野で米国回帰が進むとみる。米国の"強い製造業"の今後を注視したい。