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2013年07月25日 前へ 前へ次へ 次へ

東京ビッグサイトに集中するイベント

 太陽光発電の総合イベント「PVJapan」が東京ビッグサイトで開催中だ。出展者は185、海外からの出展も増加した。最近の市場の盛り上がりを追い風に5万人の来場者は期待する▼これまで千葉・幕張メッセで開催してきたが、今回からビッグサイトに移した。幕張からビッグサイトに会場を移したのは一昨年の「東京モーターショー」、来年開催から踏み切る「セミコン・ジャパン」など後を絶たず、会場の一極集中が進む▼施設の老朽化や交通アクセスに加えて、主催者は「出展企業から、来場者と懇親する飲食施設が少ないという不満も多い」と幕張の弱点を指摘する▼かつてはビッグサイトと両雄と称された幕張メッセだけでなく、大阪を代表する国際展示場「インテックス大阪」も大型イベントは限られている。一時期、日本各地に建設されたイベント会場の稼働率は低迷している。地域活性化に展示会の経済効果を訴える展示主催企業も、「地方の会場スペースでは小間数拡大の可能性を見込めない」と二の足を踏む▼集中するビッグサイトも課題が多い。西ホールは中途半端、周辺施設も魅力を欠く。共通するのは、会場を所有、運営する自治体や外郭団体の努力不足である。"お役所仕事"を脱するには、民間の資本やノウハウを導入することが必要ではないか。


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