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2013年07月24日 前へ 前へ次へ 次へ

暴走に陥らぬ政権運営を

 久しぶりに"ねじれ"が解消した国会。「経済政策のスピード感が変わる」と語っていた自民党の高市早苗政調会長の発言通りにスピード感が生まれ、経済成長と雇用創出につながることを期待したい▼これによって賃金が上昇し家計を中心とした好循環が実現すれば、「アベノミクスの恩恵を受けているのは大企業や高額所得層だけで、庶民の暮らしは何も変わっていない」という大多数の生活実感を上向きに変えていけるかもしれない▼とはいうものの、ねじれ解消は"暴走"の危険もともなう。内田樹氏は「一回の選挙で多数を制した政党が次々と法案を通して暴走することを制御するために参院がある」としたうえで、「ブレーキをつかまえて、減速させるとはけしからんと文句をつけているようなものだ」とねじれ解消論を批判していた▼暴走が起きたときどう制動するか。各紙論説の通り公明党の責任は重い。野党の踏ん張り、マスメディアの役割も大きい。これからはツイッターなどSNSの力も侮れないだろう。アラブの春はSNSから始まっている▼そもそも暴走は起きないという指摘もある。自民の派閥政治が復活し党内に抵抗勢力が幅を利かすというものだ。だが、これは民意を反映しないブレーキである。国民の誰もそんなブレーキは期待していないはずだ。


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