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産業構造を変える3Dプリンター
世界的ベストセラー『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』には製造業の新たなモデルが描かれている。CADでデザインし、3Dプリンターで試作品を作り、最も適した製作会社を世界から見つけて製造を委託する▼紙に絵や写真を印刷する感覚で立体物を造形する装置が3Dプリンターだ。安いものだと10万円を切る。美術品の縮小レプリカ、フィギュア、スマホケースなど、データがあればどんな形の物でも印刷できる▼印刷データは、CADや3Dグラフィックソフトで作成するが、無料でデータをダウンロードできるサイトがいくつもある。逆に、データは作れるがプリンターがない人のために3Dプリントラボも登場している▼使ってみれば、文書や写真を自分で印刷できたとき、インターネットにつながったときより大きな感動があるかもしれない。あるPC雑誌に使用レポートが載っている。30万円強のプリンターで、レゴブロックのような表面のブルーのスマホケースを作る。ABS樹脂の材料費は186円、所要時間1時間12分だった▼ルネサンス期のミケランジェロは「彫像はすでに石の中にあった。自分はただそれを掘り出したに過ぎない」と言ったという。ならば現代はさしずめ、「彫像は電波に乗ってやってくる」といったところだろうか。