2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
「テリヤキ」を広めたキッコーマンの世界戦略
40年年前、短期語学学習のためハワイに滞在したことがある。当時はスミソニアンレート。1ドルが300円を切り、当時としては円高が進んだ時期だった。ハワイ州立大学のカンティーンでの食事に飽きると、近所のダイナーで食事を摂る。メニューは大半がハンバーガー。違いはチーズが入っているか、ソースの差だけというメニューのなかで、「Teriyaki」の文字を見つけたときは、違和感と懐かしさが入り混じった複雑な感情を覚えている▼今や、国際語となった「テリヤキ」。これはキッコーマンの世界戦略が先兵の役割を担った。同社が米国・ウィスコンシン州で醤油の現地生産を開始して、今年で40周年を迎えた。肉が主食の米国で醤油を普及させるため、肉に醤油をつけるテリヤキという食べ方を草の根で取り組み、市場を確立した▼以来、同社の海外生産拠点は欧州、アジアを含め7カ国に広がっている。現在42万キロリットルの醤油類販売を2020年に100万キロリットルまで拡大すると鼻息が荒い▼現在、日本食は世界的にブームを超えて定着した。ニューヨークで始まった超有名鮨店「Nobu」の成功も醤油なしには成立しなかった。縁の下の力持ちというより和食ブームの原点と言っていい。その原動力は地道な活動。化学製品のブランディングにも通ずるものがある。