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名経営者の珠玉の言葉
文藝春秋6月号に化学業界の現役と元トップが大きく取り上げられている。ひとりは信越化学工業の金川千尋会長。『名経営者 人を奮い立たせる言葉』に、本田宗一郎、松下幸之助などビッグネームと並んで金川会長の言葉が紹介されている▼金川さんの著書『危機にこそ、経営者は戦わなければならない!』から<企業の社会貢献は、利益を出して納税することから始まる><汎用品である塩ビ事業の成功は、総原価を世界最低にすることにかかっている><常に最悪を想定して経営にあたっており、このことは現代の経営者にとって必須の姿勢>等々を抜粋し、"デカルトの合理美"を連想すると賞賛している▼もうひとりは、三菱樹脂の元社長、宮部義一氏。「『けめさん』の俳句教室」という面白いエッセイ。けめさんとは、第2次大戦下、氏が都立四中3年次の担任の先生。海軍最新鋭機の製造に駆り出され、勉強できないストレスを貯めていた学生達の"不良化防止策"として俳句を教えてくれたという▼宮部さんの俳歴はそこから始まり、今に到る。先生はすでに亡くなり、句友も多く他界し淋しさを感じるというが、今後は"老化防止策"として俳句を続けていくと洒落て締めくくっている▼合理美、枯淡と味わいは違うけれど、名経営者の言葉を堪能させてもらった。