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有害性=ハザードとリスク
牛乳は、一般的には栄養が豊富で健康に良いとされる。毎朝必ず飲む人も多い。とはいっても飲みすぎれば腹を下す。ミルクアレルギーの強い人にとっては毒物に等しく、絶対に飲んではいけない。塩や糖は人体に不可欠の成分だが、摂りすぎると有害だ▼誰かに有益なものが、他の人にも有益だとは限らない。同じ人でも、その時の体調や条件次第で毒にもクスリにもなり得る。毒になるかクスリになるかは、摂取する量に大きく左右される。誰もが知っている常識だ▼ところが、話の対象が化学物質になるとこの常識が通用しにくくなる。有害な化学物質は通常の場面では使わない方がいいし、環境中に放出してはいけない。では、この「有害」という言葉をどう理解してどう使うかに、認識のばらつきが目立つ▼グリーンピースが2年前からデトックス・キャンペーンを提唱している。河川などの水質汚染をなくすのが目的。有害物質の排出ゼロというスローガンには異論がないが、一部企業の「使用ゼロ」宣言となると首をかしげざるを得ない▼有害性=ハザードとそれによるリスクを混同するからおかしな話になる。タバコは発がん性というハザードを持つが、火をつけなければ発がんのリスクは生じない。どんなモノにも一定のハザードはある。川に流せば、牛乳だって環境汚染物質になる。