2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
体内時計の乱れによる「現代型不眠」
都心ではいまや、早朝にニワトリの鳴き声を聞く機会は少ないが、ヒトとの関わりは紀元前からというから随分、長い付き合いだ。日本では「コケコッコー」だが、英語では「クックドゥドゥルドゥ」、中国語「コーコーケー」、フランス語「キッキレキ」と表現は多彩。このなかで、マリオ族の「コケコッコ」は日本と相似形である▼コケコッコーの起源に注目したのが、名古屋大学の吉村崇教授らの研究陣。この鳴き声は光や外部の音ではなく、ニワトリの体内時計によって制御されていることを突き止めた。1日23・7時間の周期である。光やほかのニワトリの声でも誘導されるが、その度合いも体内時計で制御されているという▼最近、体内時計の乱れによる「現代型不眠」が増えているようだ。体内時計は1日周期でリズムを刻み、夜には自然な眠りに導く。朝、光を浴びることでリセットされる仕組みだ▼体内時計を制御するのは脳の「視交叉上核」で、睡眠ホルモンであるメラトニンが重要な役割を果たす。朝、メラトニン分泌が止まり、目覚めてから14-16時間で再分泌して眠気を誘う仕組み▼現代型不眠は夜更かしや運動不足なども原因の一つだが、加齢でメラトニンの分泌が不足することも分かってきた。年とともに、朝早く目覚めるのはそのせいらしい。