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「利他」の思想で環境汚染に歯止めを
深刻化する中国の大気汚染。新聞・テレビなどメディアの取り上げ方は、日本への影響を懸念するもの、空気浄化装置や不織布マスクの好調な売れ行きを報じるものなど様々だ▼では、企業経営者の環境マインドはどうなっているのか。こちらはなかなか情報が伝わってこないが、"成長優先""儲け至上"で突っ走ってきたのだから、"環境対策は後回し"が大方の意識ではないだろうか。国は火力発電の規制強化など対策に乗り出したが、規制だけでは限界がある。企業の自主的な対応が欠かせない▼その中国で、『活法』という本が130万部もの大ベストセラーになっている。著者は稲盛和夫氏、日本でもこのほどミリオンセラーを達成した『生き方』の中国版だ。このなかで稲盛さんは、「利を求める心は事業や人間活動の原動力。だが自分のことばかり考えず、人にも良かれという『大欲』を持て」と"利他"の考えを訴える▼大連など中国各地でも展開する稲盛さんの私塾『盛和塾』の塾生はもちろん、中国企業の経営者たちが読者に多いという。成長優先の国策、儲け至上の企業経営の限界をしっかりと感じ取っているのではないか▼この利他のような考え方が、サステイナブルな社会の精神的な基盤になる。汚染は刻々と進む。リーダーの意識改革が待ったなしである。