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2013年01月29日 前へ 前へ次へ 次へ

シェール革命が支える"アメ車"復活

 クルマは、ヒトの心を揺さぶる何かがある。電気自動車(EV)であれ、ハイブリッドカーであれ、単なる移動手段の域を越え、先進の技術との得も言われぬ交流を楽しむ場でもある▼モーターショーはメーカーが提示する新しい時代のコンセプトを確かめる格好の機会だが、デトロイトで開かれた今年の北米国際自動車ショーでは、異変が起こった。ここ数年、EVなどエコカー(環境適合車)が圧倒的な存在感を見せていた会場で、"アメ車"が復活、来場者が群がったらしい▼GMの高級スポーツカー「コルベット」の最新モデルなどがそうだが、「新しいクルマへの(アメリカ消費者の)好奇心は変わっていない」との指摘がある。単なる郷愁ではなさそうだ▼背景の一つに「シェール革命」がある、という関係者の指摘には説得力がある。国際エネルギー機関(EIA)によれば、2011年日量810万バーレルだった米国の産油量は、2020年には1110万バーレルに増加、「産油国」としての存在感が高まる。米国民に芽生えた石油不足の懸念が遠のくのは自然の流れというわけだ▼環境規制と燃費競争でエコカーは定着したが、「楽しむクルマ」もなくしたくない。それにしても、最近、車の免許取得を勧める自動車大手のTVのCMは「ガラパゴス日本」の反映なのだろうか。


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