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「関西ものづくり新撰」の進化に期待
昨年、関西地区で初の試みである「関西ものづくり新撰」がスタートし、年末には選定された製品・技術をまとめた冊子が発刊された。関西はものづくり拠点としての潜在能力が高いが、この間、製品化や事業化など具体的な成果として生かし切れなかっただけに、今回の冊子掲載を機により多くの目に触れることで、ビジネスの拡大につなげてほしい。それぞれ販路拡大が期待されるものも多く、一つでも多く関西、さらには日本を代表する技術や製品へ成長すると信じたい。
関西ものづくり新撰は、昨年の8月1日から9月21日まで、近畿経済産業局が関西一円のものづくり中小企業を対象に募集。これに独自に開発した133件の新製品・新技術の応募があり、新産業・新市場の創出が期待される5つの分野から新規性、市場性、成長性、信頼性をもとに厳選した33件を選んだ。
節電・省エネ分野からは、内外特殊エンジのバイソンサイクロンジェネレーターをはじめ3件が、医療・健康分野からはアートプランの自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗(あいじょう)くん」など4件が、先端産業分野からは大久保精工の高精度内面研削用単一軸型長尺ピンドルなど4件が、防災・セキュリティ分野からは知能技術の高速道路規制エリア侵入車両検出ロボットなど7件がそれぞれ選定された。
最多の15件が選ばれたのが新市場創出分野だ。センシング機能一体化CVT用ピストン(平安製作所)、伸縮素材に特化したフッ素樹脂コーティング剤(アートケミカル)、気相合成ダイヤモンド単結晶製品(イーディーピー)、ファインコーティングナノ(ケンテック)、フラットコード(ダイケイ産業)などユニークなものが多い。厳しい環境下で、新たな活路を見いだし、ニッチ分野などの新市場を創出する新製品・新技術を対象としており、世界的な技術や製品になってほしいという関西の期待が込められている。
これら33件は今後、英語版も含め掲載冊子を作成、配布するほか、近畿経済産業局でも、情報発信や販路開拓支援を通じてビジネス拡大へ支援する。また大阪商工会議所や日本政策金融公庫など経済団体や金融機関とも連携し展示・商談会への出展を支援する。同時に第5回ものづくり日本大賞への申請も支援することになっている。
気になる点は、どういう形で効果的に配布し、如何に衆目が集まる仕組みをつくるかだ。2回、3回と回を重ね元気な関西企業をアピールするうえでも見せ方で大きく変わるはずで、宣伝戦略は重要になる。さらなる充実を期待したい。