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出雲の魅力と謙虚に歴史を学ぶ大切さ
神無月は陰暦10月。出雲大社に日本中の神が集まり、各地で不在になることが語源である。神が集結した出雲は「神在月」ということになり、大社だけでなく多くの神社で神事が催される▼出雲大社が注目されている。2000年に行われた発掘調査で境内から太い杉の丸太を3本束ねた巨大の柱が出土した。その高さは、現在の本殿の2倍となる48メートル。まさに"空中神殿"が、古代に建造されていたことになる▼加えて、今年は出雲神話に関する記述が最も面白いとされる古事記が編纂されて1300年。出雲大社は来年、60年に一度の遷宮を迎える。近くの荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡で発見された大量の青銅器からは、当時の優れたものづくりを示している。現在、上野の東京国立博物館では「出雲-聖地の至宝-」が開催中。この種の展示会や講演会は中高年の姿が目立つが、今回は「歴女」とおぼしき女性や若いカップルが押し寄せた。出雲ブームが到来しそうな予感がした▼ところで、かつて中国取材をした際に通訳の女性と名所旧跡を訪ねた。文化大革命時代に小中学生だったため、中国の歴史をほとんど学ぶことができず、説明できないと語ったことが気になった▼民族の歴史は連続し、現在につながっている。歴史に学ぶという謙虚さをなくした国家は分裂する運命にある。