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2012年09月14日 前へ 前へ次へ 次へ

広がるダイエット市場と必要な情報評価

 東京の本社に隣接して「筋肉工房」というレストランがある。トレーニングジムに併設され、玄米などの雑穀米、糖質や脂質を抑えた食事が売りだ▼"ヤセご飯"というネーミングが徐々に浸透して、目立たない立地のハンデを克服中だ。なんといってもブレークの最大要因はテレビ。しらたきを使った酸辛湯麺が紹介され、ランチ時は満席になることも多い。メディアの力を改めて感じる▼もう一つは、ダイエットに対する関心は若い女性だけではなく、老若男女共通のテーマになったことだ。医薬品、サプリメント、低カロリー食品など摂取系、ジョギング、ジムでの筋トレなど運動系、さらには呼吸法、一日一食の勧めなど、どこを見てもダイエットという時代に突入している▼一方で、コレステロールは必要。人間ドックを定期的に受診するかに関係なく、統計的には寿命は変わらないと"常識"を覆す免疫学の権威もいる。糖尿予備軍と診断され、保健士の指示通り、ご飯の量をカットしたら太ももの筋肉が落ちたという先輩もいる▼筋肉工房は、自分の理想体型に合った運動を教える。つまりシェイプをどう作るかがテーマだ。だがシェイプと健康はイコールではない。意見を自由に言える時代。発信の場も多様だが、情報の多さに惑わされない賢明さも同時に求められている。


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