ニュースヘッドライン記事詳細

2012年09月14日 前へ 前へ次へ 次へ

KAST・明治大 新規抗菌性材料を創製

 神奈川科学技術アカデミー(KAST)と明治大学の研究チームは、サケの白子から精製された抗菌作用を有するプロタミンなどを原料に、微生物によるバイオフィルムの形成を阻害する抗菌性材料を開発した。生体材料に抗菌性を持たせる従来の方法では、担体から薬剤を少しずつ放出させることが困難。今回創製したのは、リン酸カルシウムの微小球を担持体とすることでプロタミンが徐々に放出されるようにして抗菌性を現すように設計した材料。最終的には生体内に吸収される。歯科領域の感染根管治療向けや、ペースト状人工骨に抗菌性を付与する添加剤などとしての利用が想定される。


Copyright(c)2010 The Chemical Daily Co., Ltd.