旭化成ケミカルズ タイでANプラント稼働
旭化成ケミカルズは、世界トップシェアを目指すAN(アクリロニトリル)において、このほどタイの新工場の操業を開始した。生産能力20万トンをほぼフル稼働で始動させ、同社のANの総生産能力は川崎、水島、韓国の東西石油化学と合わせ96・5万トンに達する。同時期に、副生する青酸を原料にしたACH(アセトンシアンヒドリン)法によるMMA(メチルメタクリレート)7万トンも生産をスタートし、8月中にはフル生産に達する予定。ANは足下では市況が下落しているが、同社は既存3拠点で生産調整を行い、コスト競争力の高いタイはフル稼働を続ける考え。