合成ゴム 値上げ浸透 新フォーミュラ導入相次ぐ
合成ゴムの値上げ交渉が決着、6月末までにおおむね浸透した。大幅な原料高騰を受けて、内外の合成ゴムサプライヤー各社は相次いで第2四半期(4〜6月)からの価格改定を打ち出していたもの。自動車や電子部品関連など需要家サイドの抵抗は強く難航していたが、国産メーカー各社は、ブタジエンなど原料市況変動に連動した新価格体系(新フォーミュラ)への移行提案とともに、三カ月ずれ込む形で新値移行した。新フォーミュラについて、非タイヤ分野で中・大口需要家を主体しており、現状、一部需要家で交渉を残すものの「市況連動型の価格体系におおよそ移行し、従来の都度値上げ方式は全体の10%となっている」(国産メーカー)とし、これまで煩雑だった価格改定作業の簡素化に寄与しそうだ。