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2012年07月17日 前へ 前へ次へ 次へ

ポリアミド12 プラント事故 代替品活用で乗り切り

 業界内で大きな懸念となっていたポリアミド12(PA12)の供給問題に解決への道筋が見えつつある。3月31日に独エボニックのマール工場において、粗原料シクロドデカトリエン(CDT)プラントの火災事故が発生して以降、競合メーカーや需要家業界のみならず、類似する物性をもったPAメーカーなども巻き込む形で代替素材提案合戦の様相を呈してきたが、その成果が出始めている。PA12の最大用途は自動車。平常時ならば新規素材を採用するには3〜5年は必要とされる自動車分野だが、「車種によっては自動車生産がストップする」とも懸念された非常事態を受けてすでに代替素材の採用に踏み切る自動車メーカーも相次いでいる模様。サプライヤーサイド、需要家サイド双方の努力により、今年第4四半期とされるCDTプラントの再稼働までの期間をかろうじて乗り切ることができそうだ。


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