合成ゴム 値上げ交渉大詰め
合成ゴムの値上げ交渉が、大詰めを迎えている。原料高騰を背景に、メーカー各社は3月に入って相次いで値上げを表明した。ブタジエンの急騰で大きな値上げ幅となったほか、ナフサやブタジエンなど原料の市況変動に連動した新価格体系(新フォーミュラ)への変更提案が加わり、交渉が難航していた。5月の大型連休を跨ぐ形で継続してきたが、ここにきてブタジエン相場が下落しており、値上げ幅を圧縮しながら月内決着を睨んで仕上げの段階になっている。新フォーミュラについては、非タイヤ分野で中・大口需要家を中心におおむね受け入れを決めたもようで、カーボンマスターバッチ(CMB)など関連製品を含めて浸透が進みそうだ。